炎のメモリアル

炎のメモリアル

監督:ジェイ・ラッセル
出演:ホアキン・フェニックス/ジョン・トラボルタ等

~内容~
消防士が命を懸けて災害に立ち向かう姿が描かれています。
主人公のジャック(ホアキン)は仲間の死や怪我を経験し、パイプマンから、危険度の高いはじご隊に入ります。そして、ある火災現場で、人命救助をした直後、自分は床と共に落下し、その現場から脱出できない状態になります。彼の運命は・・・って感じになるのですが。

~感想~
この作品は本を読んでから観ました。ホント内容はほとんど一緒ですね。映画が文庫化されたから当たり前か・・・。
この作品は、やはりラストが感動ですよね。
ジャックを救出するために一丸となって活動するもののなかなか順調に進まず、そしてジャックが避難した場所(コントロール室)の目の前は火の海・・・。それを見てジャックは自分の死を悟るのです。そして、現場指揮官に自分の救出活動は危険すぎるので、みんなに撤退命令を出してくださいというのです。これって、凄い勇気ですよね。
・・・そして、指揮官は撤退命令を出します。指揮官のやりきれなさがとても切なかったです。
最後は、ジャックの帰りを待つ家族のシーンになるのですが、家の前に赤い自動車が止まり、指揮官が降りてくるのを見て、ジャックの奥さんは夫の死を悟るのです。・・・・切ない。

とても、切ない物語でしたが、消防士という仕事に命を懸けた彼のすがた、または、そんな彼を理解し支えた家族の物語でとてもよかったです。

 


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