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考えさせられる本

手紙

著者:東野圭吾
発行所:文芸春秋
~内容~
強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く…。しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作。
~アマゾンより~
~感想~
”絶縁”弟が決心の末、出した答えでした。兄はその手紙で、弟がどんな偏見にさらされているかを気づかされるのです。
・・・どんな理由があるにしろ、やっぱり殺人犯と聞いただけで、ひいてしまいます。
そんな偏見にも負けない弟やその嫁もすごいと思います。
私は絶対に無理、その前に、その人の前から去るような気がします。
綺麗事いっても、やっぱり、世間の目が気になりますからね。
でも、絶縁といっても、最後は、弟は兄の服役する刑務所にボランティアライブをしに行くんですよね。
家族の絆ってやっぱりすごい!!
私もそうでありたいな!

手紙 手紙
東野 圭吾 (2006/10)
文藝春秋
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